「性癖」を言葉にすると、探す時間が短くなる
「なんとなく良かった」「これじゃない」を繰り返しているうちは、毎回ゼロから探すことになります。好みを言葉にできていないからです。
言葉にするというのは、恥ずかしい告白のことではありません。検索とすれ違わないための、自分用のラベルを持つという実務の話です。
この記事のポイント
- 好みは「作品名」ではなく「要素」で覚えると再利用できる
- 要素は大きく分けて「関係性」「状況」「行為」の3種類に整理できる
- 3つ言葉にできれば、探す時間はかなり短くなる
「作品」で覚えると、次に使えない
良かったものを作品単位で覚えていると、次に探すとき手がかりになりません。似た作品を探そうとしても、何が似ていれば似ているのかが自分でも分からないからです。
そこで、作品ではなく要素で覚えます。「あの作品が良かった」ではなく「あの距離感が良かった」「あの声の出し方が良かった」。要素は次にそのまま使えます。
要素は3種類に分けると整理しやすい
好みの要素は、大きく3つの層に分かれます。混ざったまま考えると自分でも整理できないので、分けて考えます。
1. 関係性 ── 誰と、どういう立場で
溺愛されるのか、執着されるのか、主導権を渡すのか、握るのか。同じ行為でも、関係性が違えば別物になります。ここが合っていないと、他がどれだけ好みでも入り込めません。
2. 状況 ── どこで、どんな空気で
日常の延長か、非日常か。静かな部屋か、緊張のある場所か。時間をかけるのか、一気に進むのか。テンポと空気もここに含まれます。
3. 行為 ── 実際に何をするか
多くの人が最初に思い浮かべるのはここです。ただし行為だけで決めると外れやすい。同じ行為でも、関係性と状況で印象がまったく変わるからです。
逆に言えば、行為の名前を言葉にできていないと検索は始まらないのも事実です。探す側の入り口としては、いちばん実用的な層でもあります。
3つ書き出してみる
紙でもメモアプリでもかまいません。最近「良かった」と感じたものを3つ思い出して、それぞれについて次を書きます。
- 関係性はどうだったか(例:相手が主導していた/甘やかされていた)
- 状況はどうだったか(例:静かだった/時間をかけていた)
- 行為として何が印象に残ったか
3本ぶん書くと、同じ言葉が2回以上出てくるはずです。それがあなたの中心にある要素です。
逆に、1回しか出てこない言葉は、たまたまだった可能性があります。繰り返し出てくるかどうかが、好みかどうかの判定になります。
分類を持っていると何が変わるか
- 探すとき、いきなり絞り込める
- 「なんか違う」の理由を言葉にできる
- 合わないものを早く手放せる(時間の節約になります)
言葉にすることの効用は、見つけやすさだけではありません。自分が何を求めているのかが分かると、外れたときの落胆が小さくなります。理由が分かるからです。
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分類の例を見てみる
自分の言葉が出てこないときは、既にある分類を眺めるのが早道です。当サービスでは性癖を大分類23・中分類69に整理していて、トップの「性癖から探す」から辿れます。
眺めているうちに「これだ」と思う言葉が見つかれば、それが最初のラベルになります。
好みは変わります。いま言葉にしたものが、半年後も同じとは限りません。固定するためではなく、いまの自分を扱いやすくするためのラベルだと考えてください。







